独居老人の不安深刻化、「病気時に頼れる人がいない」高齢単身世帯で14.6%
調査対象:全国のGFシニアデータベース <株式会社ジー・エフとの共同調査>
調査日 :平成23年7月12日(火)
有効回答件数:588件
<調査結果>
不安に感じる病気、「脳疾患」64.3%、「がん」60.2%
病 気にかかることへの不安について尋ねたところ、「脳疾患」への不安が64.3%と最も高い数値を示しました。次いで、「がん」(60.2%)、「心疾患」 (57.8%)、「認知症」(57.3%)などの病気へかかる不安が高くなっています。また、「うつ病」(29.8%)への不安が3割と、他の病気に比べ 低い値を示しました。
自分が病気になったら?65歳以上単身世帯で「頼れる人がいない」が14.6%
「も し自分自身が病気になったとしたら、誰に頼りますか?」と質問したところ、「配偶者」(46.4%)が最も高い割合になりました。世帯構成別でみると、 「頼れる人がいない」の項目では、65歳以上単身世帯で14.6%、65歳以上夫婦のみ世帯で0.5%にとどまり、14.1ポイントの差がみられました。 これにより、単身世帯では頼れる人がいない割合が他よりも高くなっていることがわかります。